2003/02/24 2月18日付「日本経済新聞」朝刊の文化面で、イラストレーターの穂積和夫氏による「物語のある情景-十選-」の5回目として、CARAVAGGIOの『いかさまトランプ師』が掲載されました。

「相棒の合図で、右の男が『いかさま』をやろうとしている。カラヴァッジョはそんなストーリーを見事に表現した。ここには宗教的な教訓も理想もない。聖書を題材にしたストーリー絵画を観慣れてていた当時の人々は、さぞや驚いただろう。」

まさに、ピカレスク劇の一場面のようでもあります。なんだか画家は葡萄酒など飲みながら、画面のこちらから面白がって観ているいるような気がします(^^;。当時CARAVAGGIOの住んでいた世界が偲ばれますね(笑)。(管理人)

2002/10/05 CARAVAGGIO(?)の『荊冠のキリスト』が、東京藝術大学 大学美術館で開催中の「ウィーン美術史美術館名品展」にて、展示されています。

 ◆東京藝術大学  東京都台東区上野公園12−8
    大学美術館  お問い合わせ:ハローダイヤル:03-5777-8600
           http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2002/khm_wien/kunstwerke/kunstwerke_jp.htm
   
 ◆「ウィーン美術史美術館名品展」
   ・開催日:10月5日(土)〜12月23日(月・祝)
   ・開館時間:午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
   ・休館日:毎週月曜日
    (ただし10/14・11/14・12/23は開館。10/15・11/5は休館。)
   ・主催:東京藝術大学、NHK、NHKプロモーション
   ・後援:外務省、オーストリア大使館

『荊冠のキリスト』は真作かどうか意見が別れている作品ですが、真作との見方が強いようです。皆さんもご自分の目で確かめる良い機会です。お見逃しなく。(管理人)

2002/02/25 2月24日(日)にて、愛知県岡崎市の「岡崎市美術博物館」における「カラヴァッジョ展」が終了しました。

次回、また別作品群による「カラヴァッジョ展」が企画開催されることを祈っています。(管理人)

2002/01/18 NHKで放送されたCARAVAGGIO関連の2つの番組をまとめてみました。

 ☆1月6日(日)NHK・BS2 (12月22日(土)BSハイビジョンの再放送)
  「イタリアの美術100選―夢の美術館」
 古代ローマから現代までのイタリア美術の100選のなかに選ばれたのは、サン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会の「聖マタイの召命」と聖ポポロ教会の「聖ペテロの磔刑」の2作品でした。もちろん映像では「マタイと天使」「聖マタイの殉教」や「サウロの回心」も紹介されました。
 その他に、 ふたつの教会だけでなくボルゲーゼ美術館にある、「病めるバッカス」と「ゴリアテの首を持つダヴィデ」も紹介されました。CARAVAGGIOのミニ特集のように画家の生涯を映像で辿り、ミラノの街角からポルト・エルコレまで見せてくれたのは貴重でした。   
 ☆1月10日(木)NHK・BSハイビジョン
  「美の都への旅―ローマを創った四人の男たち」
 「ローマを創った4人の男たち」とは、ラファエロ・ミケランジェロ・ベルニーニ、そしてCARAVAGGIO。
 CARAVAGGIO篇は「カラヴァッジョ―光りと闇をみつめた男」のテーマで語られました。
 反宗教改革の時代的背景を語りながら、聖アゴスティーノ教会の「ロレートの聖母」から紹介が始まり、ボルゲーゼ美術館の「病めるバッカス」、バルベリーニの「フォロフェルネスの首を切るユディット」へと。
 圧巻はヴィラ・ルドヴィーシにあるプルートの天井画でした。テレビ撮影は初めてだそうで、画家の古代への憧れとコメントがありました。ヴィラ(別荘)の持ち主であるルドヴィーシ侯爵も御出演されました。
 そして、聖ポポロ教会の「聖ペテロの磔刑」
サン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会のマタイ3連作「聖マタイと天使」「聖マタイの召命」「聖マタイの殉教」等の傑作作品の紹介。画家の徹底したリアリズムの世界とキアロスクーロ(明暗法)による光と闇が絵画界に革命を与えたとのコメントも。
 ゲストのアレッサンドロ・ズッカリ氏の解説もあり、画家がフランドルや北ヨーロッパ・フランス絵画へ影響を与えたこと、ルーベンス、ベラスケス、遠くレンブラントにも影響を与えたことも語られました。
 当然あの殺人事件も。逃亡の日々を語りながら、再晩年の画家がゴリアテのモデルと言われる「ゴリアテの首を持つダヴィデ」も紹介されました。
 そして、嬉しくも泣かせるコメントが最後にありました。 「無頼の画家CARAVAGGIOが見詰めた光と闇は世界の美の潮流を変えてゆく...。」
CARAVAGGIOを紹介する番組が重なって嬉しい悲鳴でした。ぜひ地上波での再放送を願うものです。(管理人)  

2002/01/06 1月6日(日)NHK・BS2番組、イタリアの美術100選「夢の美術館」のなかで、CARAVAGGIO作品から「聖マタイの召命」と「聖ペテロの磔刑」が紹介されました。

ルネサンス・マニエリスムの作品を紹介した後でのCARAVAAGGIO作品には迫力がありました。CARAVAGGIOの画方の革新性と素晴らしさが伝わったと思います。(管理人)

2002/01/05 NHKハイビジョン番組でCARAVAGGIOが扱われます。ローマを創った4人の男たち(ラファエロ・ミケランジェロ・ベルニーニ・カラヴァッジョ)の1人として挙げられています。

 ◇月  日  : 1月10日(木)
 ◇時  間  : 午後7時30分〜
 ◇チャンネル: NHKBSハイビジョン
 ◇番 組 名 : 「美の都への旅―ローマを創った四人の男たち」

実にタイムリーな企画です。もはや日本でもCARAVAGGIOはメジャーのようです。朝日新聞があれだけの段数の記事体広告を投入したのですから、宣伝効果も抜群です(^^;。(管理人)

2001/12/16 東京都庭園美術館での「カラヴァッジョ展」も、本日、12月16日(日)で終了です。12月22日(土)からは、愛知県・岡崎市美術博物館(マインドスケープ・ミュージアに場所を移し公開されます。

 ◇時:12月22日−2002年2月24日   ◇場所:愛知県・岡崎市美術博物館

東京では多くの入場者で盛況だったようです(^^)。岡崎市でも沢山の方たちに観ていただき、CARAVAGGIOの魅力に触れていただきたいと思います。それにしても「エマオの晩餐」が岡崎では展示されないのが大変残念です。(管理人)

2001/10/01 東京都庭園美術館のHPによる今回の「カラヴァッジョ展」出品作品 です。

【カラヴァッジョ】
・メランゴロをむく少年(果物をむく少年) ・果物かごを持つ少年 ・ナルキッソス ・執筆する聖ヒエロニムス ・瞑想の聖フランチェスコ ・マグダラのマリアの法悦 ・祈る聖フランチェスコ ・エマオの晩餐

【カラヴァッジェスキ】
ジョヴァンニ・バリオーネ 聖愛と俗愛 / カルロ・サラチェーニ 聖チェチリアと天使 / マンフレーディ バッカスと酒飲み /  ほか
トンマーゾ・サリーニ/オラツィオ・ジェンティレスキ/ アンティヴェドゥート・デラ・グラマティカ/オラツィオ・ボルジャンニ/ バッティステッロ・カラッチョロ/スパダリーノ/チェッコ・デル・カラヴァッジョ/ リオネッロ・スパーダ/タンツィオ・ダ・ヴァラッロ/マリオ・ミンニーティ/ アロンソ・ロドリゲス/リベーラ/ヴァランタン/シモン・ブーエ 等々

うして公表されると、どの作品が展示されるのだろうかと、ドキドキしていた日々を思い出し、感慨深いものがあります(^^;。本でCARAVAGGIO作品を観る事のできる貴重な機会なので、ぜひ多くの方々に鑑賞していただきたいものです。(管理人)

2001/09/26 「芸術新潮」によると、今回の「カラヴァジョ展」での展示作品は「帰属作品も含めて8点」とのことです。模作の「果物を剥く少年」「法悦のマグダラのマリア」も展示予定のようです。また、カラヴァジェスキ作品も約30点になるようです。

今、ローマでも同様の作品展が行われているようなので、あまり多くを期待してはいけないのでしょうね(^^;。でも10点の予定が8点...ちょっと寂しいです。(管理人)

2001/09/25 9月25日発売の「芸術新潮」10月号の特集は「CARAVAGGIO」です。
また、「カラヴァッジョ展」が間近に迫り、9月25日付「朝日新聞」(朝刊)も特集記事(若桑みどり氏執筆)を掲載。

「芸術新潮」の特集号の副題(?)が「聖なる人殺し画家の生涯」でした。なかなかインパクトがありますねぇ....(^_^;)
「朝日新聞で」の若桑氏の文章は控えめに感じられました。日本のCARAVAGGIO研究の魁でいらっしゃるのに...。展示会場で販売される図録が楽しみです。(管理人)

2001/09/20 9月20日付け「朝日新聞」によると、今回の「カラバッジョ展」にミラノのブレラ美術館所蔵の「エマオの晩餐」が展示されるとのことです。
なお、「東京都庭園美術館」では、9月29日(土)に「カラヴァッジョ 光と影の巨匠-バロック絵画の先駆者たち」展(正式名称!)に関する公演会があります。
   時間:午後2時から午後4時まで
   演題:カラヴァッジョとその時代
   講師:ロッセッラ・ヴォドレー氏(ローマ・バルベリーニ美術館館長)他 

これで展示される5点がわかりましたが、残りの作品は??。「朝日新聞」も情報を小出しにしてファンをじらしますね(^^;。また特別協賛に某化粧品メーカーの名がありましたが、何かイベントなどもあるのでしょうか?(管理人)

2001/06/20 「カラヴァッジョ展」―修正情報― <東京会場>
   期間:2001年9月29日(土)〜12月16日(日)
   主催:東京都庭園美術館、朝日新聞、ローマ美術歴史財監督局ほか

「カラヴァッジョ展」の展示予定作品にボルゲーゼ美術館の「書物をする聖ヒエロニムス」もあるようです。
また、カラヴァッジョの影響を受けた作品ということで、カルロ・サラチェーニ「聖女カエキリアと天使」、ジョバンニ・バリオーネ「聖愛と俗愛」(2点とも"Galleria Nationale d'Alte Antica"所蔵)をはじめ、40点ほどの作品も併せて展示されるようです。
  
この期間、ローマの"Galleria Nationale d'Alte Antica"に行っても物足りないかもしれませんね(笑)。個人的には、ナポリやシチリア島にある作品も展示して欲しいなぁ...と希望するのですが(^^;;。(管理人)

   
2001/03/18 3月18日付の「朝日新聞」によると、ボルゲーゼ美術館の「果物籠を持つ少年」、国立古代美術館の「聖フランチェスコ」も今回展示されるようです。

これで10点のうち3作品がわかりましたが、その他の作品にも興味津々です。(管理人)

 
2001/02/18 2月18日のBSi(TBS系)のTV番組「不思議の名画―カラヴァッジオ」がオンエアされました。ナレーターは柄木明。画家の生涯と作品をコンパクトにまとめ紹介しています。

去年の10月にマルタ島に行ったのですが、その3週間前にこの番組のクルーが取材に来ていました。番組の冒頭にマルタ島の空からの全景が映り懐かしかったです。(管理人)

  
2001/02/12 2月12日付の「朝日新聞」朝刊によると、2001年は「日本におけるイタリア年」ということで、朝日新聞が「カラヴァッジョ展」を主催します。国立古代美術館の「ナルキッソス」を始め10点が展示されます。
  ◇時:2001年9月29日−12月16日   ◇場所:東京都庭園美術館
  ◇時:12月22日−2002年2月24日   ◇場所:愛知県・岡崎市美術博物館

日本に来る10作品の内容を早く知りたいものです。ちなみに"Galleria Nationale d'Alte Antica"をこのHPでは「国立絵画館」と表記しています。(管理人)



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